議会報告ASSEMBLY REPORT

2021.07.19 カテゴリ:令和3年6月定例議会 1.新型コロナウイルス感染症の変異株への対応について

<質問>

今まで以上に警戒が必要な変異株の感染拡大防止のため、県内の変異株に対する検査体制をどのように強化していくのか。また、デルタ株はワクチンの有効性を弱めるとの指摘もあるが、ワクチン接種の推進体制に影響はないのか。

 

(知事答弁)

新型コロナウイルスの変異株の感染拡大を防止するためには、従来株と基本的には同じでございますが、県内での発生を早期に把握し、発生が確認された場合には、感染経路の把握を徹底することで、極力感染を押さえ込むことが重要であると認識しています。

 

今年初めにインドで最初に検出された変異株であるデルタ株は、従来株や英国で最初に検出された変異株であるアルファ株よりも感染性が高いとされています。近畿でも大阪府で9例、兵庫県で11例が確認され、本県でも6月14日に、初の疑い患者の報告があり、感染拡大が懸念されるところです。

 

本県の対応をご説明しますと、変異株の県内での感染状況を把握するため、まず、今年3月に県保健研究センターにおいて、アルファ株等のPCR検査を開始しました。その後、検査体制を充実し、これまで奈良市や民間検査機関分と合わせ、6月13日までに1,644件の検査を実施しました。

その結果、約85%、1,393件が変異株陽性で、県内でも全国同様、従来株からアルファ株に置き換わったことが確認されました。

 

次に、国内におけるデルタ株の発生を受け、6月14日から県保健研究センターでは、これまで実施していたアルファ株等のPCR検査に代えて、デルタ株等のPCR検査に重点化することとしました。

 

また、変異株に対するワクチンの有効性については、厚生労働省は、一定程度期待できるとの見解を示しています。県としましても、現時点ではワクチン接種に影響はないと考え、市町村による集団接種、医療機関による個別接種、企業等による職域接種、県による広域接種を推進することで、1日も早く接種を希望する方への接種を完了できるようスピード感を持って進めます。

 

今後は、さらにデルタ株等のPCR検査数を増やし、県内における変異株を早期に発見し、感染経路の把握を徹底することで、県内における感染拡大の防止を図って参ります。

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